WifiのIPアドレスを固定にする
- Friday, July 05 2019 @ 12:32 AM JST
- 投稿者: gun
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思いもよらず外部からの接続ができるようになるなど、セキュリティ面でもよろしくなく、電波状況により通信の接続性も安定しないため、だいたい、固定IPアドレスを設定するのは有線LANだけでしょう。
ただ、電源の線しか引けない場所などにRaspberry Piを設置するなどで、無線LANでリモートアクセスをしたい局面もあろうかと思います。
DHCPですと、マシンの再起動ごとにIPアドレスが変更される場合もあり、リモートでの接続がし難くなるので、IPアドレスを固定します。
OSをインストールした初期の段階では、DHCPの機能によって、動的にIPアドレスが振られます。
Raspberry PiのOSのRaspbianでは、/etc/dhcpcd.conf ファイル内の設定を変更することでネットワークアドレスの設定変更ができます。
NETWORKアドレス:192.168.1.0/24 ネットマスク:255.255.255.0 GATEWAY(ルーター): 192.168.1.1 DHCP:192.168.1.2~192.168.1.128 DNSは、各契約のプロバイダ提供のものをご指定ください。 |
のような、環境があった場合、/etc/dhcpcd.confの最終行に以下の通りの情報を追加します。
interface wlan0 static ip_address=192.168.1.129/24 static routers=192.168.1.1 static domain_name_servers=0.0.0.0 8.8.8.8 |
ネットワークの再起動を行えば、設定が変更されます。
ifconfigコマンドで、設定変更が行われたかを確認ください。